with Nikon D800E
フルサイズ対応の高倍率ズームレンズ、AF-S NIKKOR 28-300mm F3.5-5.6G ED VR。 何と言っても、1本で、これだけの画角をカバーできるメリットは素晴らしいものがあります。 さすがに、画質は、明るい大口径レンズや単焦点レンズには敵いませんが、 最高画質でなくても、望遠側も少し持っておきたい、と考えたときに持ち出すことが多く、 現在のところ、最も出動頻度が高いレンズの1つとなっています。 現行レンズだけに、D800Eとの相性が悪いはずもなく、安心して持ち出すことができます。 少し日が陰っても、VR付きの安心感もあって、手持ちでも結構頑張れる。 手持ち派の私としては、とても大事なメリットです。
◆ 広角端(28mm)
曇りがちな夕暮れ、断崖の遊歩道から、海を見下ろして撮影したものです。 実際にはもう少し明るい印象でしたが、現像時に、少しアンダー気味に調整しました。 輝度差を調整するアクティブ-D-ライティング機能はあるのですが、 何となく、ハーフNDフィルターを使用すると見た目の印象に近くなる気がしており、 この場面でも、フィルターを使用しています。 ただし、様々な原因で、失敗写真になることも結構あるのですが…。
今回の現像処理では、ホワイトバランスの変更、ハイライトとシャドウの調整、 トーンカーブ調整、レベル補正を行っています。 どこまでも続く海から、打ち寄せる波。 心地よいざわめきに耳を委ねながら、今日の一日が暮れていきます。
↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:1200×801ピクセル)
▲ 28mm, 1/320sec, f/8.0, WB:現像時変更, ISO_400, ハーフNDフィルター使用
◆ 望遠端(300mm)
遠く離れた展望台から、雪の富士山を狙ったものです。 この日は少し霞んでおり、また、少し雲も出ていましたので、 期待していたクリアな富士山は望めませんでしたが、それでも一瞬、雲の間から、 山頂の剣が峰が姿を見せました。
今回の現像処理では、レベル補正のみを行っています。 富士山は、空気が澄んだ秋や冬には、かなり遠くからでも見つけることができますが、 各地の観光地で富士山を見つけると、つい歓声を上げて撮影したくなるのは、 居合わせた観光客の皆さんも、どうやら同じようです。
↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:1200×801ピクセル)
▲ 300mm, 1/1250sec, f/8.0, WB:晴天, ISO_400
◆ この組み合わせで撮影したその他の写真(風景Clipへのリンク)
#0433, #0432, #0411, #0401, #0398, #0395, #0391, #0371, #0365, #0358, #0347, #0346, #0341, #0291, #0287