山里にも春が来て、黄色いそよ風が、瞳に眩しい。 今回は、春一面の菜の花畑から、ご案内いたします。
この写真は、長野県飯山市、その名も「葉の花公園」の一角から、 満開の菜の花畑と、千曲川越しの風景を撮影したものです。 春らしさ満開の幻想的な場所ですが、訪問の起点は、JRの飯山駅から。 以前は、長野新幹線の終点である長野駅から、 飯山線で一定の時間、ローカル電車に揺られる必要がありましたが、 今では北陸新幹線が開業し、首都圏方面から直接、飯山駅に降り立つことができます。 ただし、停車駅数が多い「はくたか」、さらにその中でも飯山駅に停車する新幹線は本数が少ないため、 効率的に計画を立てないと、かなりの待ち時間が生じることになるので注意が必要です。
飯山駅から菜の花公園までは、レンタカーや自家用車がない場合、 バスなどを利用することになります。 バスは、のどかな風景の中を進み、眠気に誘われる頃、菜の花公園近くのバス停に着きます。 満開シーズンには、シャトルバスなども増便され、通常期よりもアクセスが良くなりますが、 それでも、バス便は時間単位。 遅れると大変なので、可能であればやはり、車旅が理想的です。 バスが通る県道38号線をさらに5~6km進むと、風情あふれる野沢温泉郷もあり、 車があれば、1日を満喫できそうです。
さて、菜の花公園は、その名のとおり、菜の花畑が一面に広がる公園で、 以前から、一度は行ってみたいと考えていた場所。 写真の方向以外にも、いろいろと素晴らしい風景が広がっています。 訪れたこの日は、まさに満開ということで、 テレビ局のカメラ取材や、プロのカメラマンさんたちも来ていたほど。 出店も並び、まさに春爛漫の風景を、多くの皆さんが満喫されていました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。