桜よりもちょっぴり早く、梅が彩る早春の香。 今回は、3月の風情漂う梅林の一角から、ご案内いたします。
この写真は、群馬県安中市、秋間梅林の一角で、 咲きそろう梅の青空風景を撮影したものです。 秋間梅林は、起伏のある斜面一帯に、相当数の梅が咲きそろう名所。 アプローチは、自家用車のほか、観光シーズンに合わせてか、信越本線の安中駅からバスが発着しており、 こちらで訪問することが可能です。 一方、地図上で見ると、秋間梅林に最も近い駅は、北陸(長野)新幹線の安中榛名駅で、 頑張れば、安中榛名駅から、徒歩でも行くことができそうな距離に見えます。 しかし、安中榛名駅は、新幹線の駅ながら、日中時間帯に停車する本数が極端に少なく、 特に帰りでの利用は、綿密な計画立てが必要となりそうです。 また、駅前にはタクシー乗り場がありましたが、あまりの本数の少なさ故か、 タクシーは常駐していませんでした。タクシー利用の場合、あらかじめの予約などが、必要なようです。
さて、訪れたこの日、秋間梅林では、まさに最も良い季節を迎えており、 開花に合わせて、色々なイベントが行われていました。 人出もかなりあって、梅を眺める道なりも、老若男女で賑わっていましたが、 梅林の面積が広いこともあって、混雑による煩わしさは、ほとんど感じませんでした。 冷たくも暖かい春風と、眩しい陽射し。 冬の風情が僅かに残る、濃い青空に映える梅花は、春の確実な訪れを告げていました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。