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機材ご紹介

with Nikon D700

Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)

最大の開放値F2.8の、オートフォーカスズームレンズです。 資金難もあり、AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDを購入する前座として、 とにかくFXフォーマット対応での標準域をカバーできるズームレンズを… と、D700導入直後に中古で購入したものです。 D700とのセットというと、24-120mmのVRレンズが標準セットとして 語られることが多いようですが、いろんなカタログなどを拝見した結果、 どうも絵の感じが好みではなかったこともあって、このレンズを選択しました。

結論から言うと、広角系の風景写真に「最高」を求める方には、 やや物足りないのではないかと思います。 もちろん、変な写真になるわけでは決してないのですが、 ソフト上で補正しない場合、得られる画像の「リアルさ」は 上位レンズや単焦点とはだいぶ違うような気もしますし、 画面構成とマッチしていないと、ボケ味が微妙に煩わしく感じてしまいます。 また、ファインダーを覗いたとき、 24mmなどの広角ではどうも水平線(地平線)が波打っているようにも見えて どこが水平か判断しづらく、D700の水準器機能を多用しなければなりません。 さらに、これは私の手の問題でもありますが、D700に装着すると何故か持ちづらく、 実際の重さ以上の重さを感じてしまいます。

…と、いろいろ書いてしまいましたが、あくまで「広角系風景写真」の場合であって、 用途が違えば、このレンズの魅力はまだまだあるのではと思います。 このレンズには簡易マクロ機能も付いており、 24-85mm+マクロということで利便性はいいと思いますし、下のサンプルでも、 85mmの中望遠域では十分、引き込まれそうなリアルさを備えているように思えます。 要するに、構成にあった最適な絞り値など、 私にとってはまだまだ使いこなせていないだけ、という話になりそうです(汗)。

撮影サンプル

下の2枚の写真では、リサイズとロゴ入れ以外、特別ソフト上での修正は行っていません。 上にも書きましたが、85mmサンプルに採用した写真では 、別に色フィルターなどは使っていないのですが、 ノスタルジックなセピア色の雰囲気がお気に入りの一枚です。

↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:800×532ピクセル)

D700サンプル

▲ 24mm, 1/1000sec, f/8.0, WB:カスタマイズ, ISO_400, ハーフNDフィルター使用



D700サンプル

▲ 85mm, 1/40sec, f/6.3, -0.33Ev, WB:カスタマイズ, ISO_320




◆ この組み合わせで撮影したその他の写真(風景Clipへのリンク)

#0364, #0359, #0334, #0305, #0302, #0279, #0277, #0260, #0258, #0233






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