:   








10月風景Clip

今月の壁紙

#0233 「北斗の星と秋の宵」

二見ヶ浦夫婦岩と北斗七星(星空)(福岡県福岡市西区/糸島市)
Nikon D700 + Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)


旅手帖

打ち寄せる、宵のさざなみ。透明感を増す秋の海風が闇に溶けるとき、 冷たい冬の横顔をふと、思い出すような…。 今回は、秋の宵闇に瞬く星空を、クリップしてみました。

この写真は、福岡県福岡市西区と糸島市の市境にある二見ヶ浦の夫婦岩で、 日没後の夕闇と夫婦岩、そして玄界灘の向こうに輝く北斗七星を撮影したものです。 博多湾の西側を形作り、玄界灘に小さく突き出る糸島半島。 その付け根にある付近の中心駅、筑前前原(ちくぜんまえばる)駅まで、 快速電車なら博多駅から30分強という距離にありながら、 半島沿岸部に広がる景色は、遙か遠くまで旅行したような気分にさせてくれます。 糸島半島の海岸線を通る県道45号線のうち、 二見ヶ浦周辺の道路には「サンセットロード」と名付けられており、 その名の通り、西側を向いた海岸線からの夕陽が美しい場所。 特にこの二見ヶ浦は夕陽で有名なようで、訪れたこの日も、 カップルや家族連れなどたくさんの人たちが、 西の彼方へ沈む太陽を眺めていました。

さて、二見ヶ浦という地名や、2つの岩が肩を並べる夫婦岩というと、 三重県にある有名な観光地、二見浦(こちらは「ふたみのうら」)と夫婦岩を思い出します。 それぞれの由緒起源などは分かりませんが、 意外と、似たようなところは、全国各地にあるのかもしれません。

日没後、徐々に暗さが深まって目が慣れてくる頃、 夫婦岩や鳥居へのライトアップが映え始めました。 輝きを増していく、美しい星たち。 中でも、水平線上に一際目立つ北斗七星は見ていて飽きることがなく、 さざ波の音を聞きながら、時間を忘れてしまうようでした。

デスクトップ壁紙

この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。



ご感想フォーム

頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。





季節への扉




サイドメニュー 春メニュー 3月メニュー 4月メニュー 5月メニュー 夏メニュー 6月メニュー 7月メニュー 8月メニュー 秋メニュー 9月メニュー 10月メニュー 11月メニュー 冬メニュー 12月メニュー 1月メニュー 2月メニュー 写真・壁紙トップメニュー 機材紹介メニュー