それぞれの石に、まるで精霊が宿ったかのような、もこもこの岩。 そんな岩たちと、みんなで見送る、今日最後の輝きの光…。 今回は、涼風そよぐ秋の夕暮れ刻から、ご案内いたします。
この写真は、福岡県北九州市小倉南区、平尾台の一角から、沈みゆく夕陽を撮影したものです。 平尾台には、ちょっとしたトレッキングを楽しめるコースもあり、少し登れば、とても伸びやかな景色が広がっています。 通常、山の夕景は、山中に泊まらないとなかなか拝めないものですが、 平尾台では、自然エリアの外側だけではなく、カルスト台地(草原)の中にも駐車スペースがあり、 アスファルトが整備された車の傍まで戻ってくれば、比較的安全に、山の夕景を楽しむことができるように思われました。
#0205の頃から数時間が経過した、日没間際の平尾台。 人影は他になく、薄を揺らす、冷たさを伴い始めた秋の風が、今宵の訪れを告げていました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。