暮蒼に染まる、都会の街影。 今回は、都市風景を見下ろす晩秋の展望台から、ご案内いたします。
この写真は、千葉県千葉市中央区、千葉ポートタワーから、 北西、東京方面の海外線方向を見下ろして撮影したものです。 #0262と同じ旅路で、#0262の撮影後、 日が沈んだ少し後に撮影した別カットになります。 千葉ボートタワーへのアプローチは、#0262でご紹介しましたので省略しますが、 それほど高すぎない展望台では、夕闇を迎えた街の気配が、 ガラス越しに感じ取れるような気がしました。
暖色鮮やかな陽が沈み、次第に闇へと移り変わっていく、トワイライト・タイム。 蒼味を増していく、大都会のシルエットの狭間で、 一つ、二つ、あるいは列をなして、ぽつりぽつりと点りはじめる街灯り。 蛍光灯の白翠、信号の赤や緑、そして、窓に溢れる温もり色。 広がる風景の中で、それらがなぜか、小さく、そしてとても儚く見えて、 何となく、いつもより優しくなれるような。
・・・そんなセンチメンタルな心持ちも、初冬がくれる、魔法なのかもしれません。
この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。
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