どこまでも高い、中秋の青空。 今回は、清々しい午前中の山上から、ご案内いたします。
この写真は、熊本県阿蘇市と阿蘇郡南阿蘇村の市境付近から、 西の方角を、超広角で撮影したものです。 九州を代表する山の1つである阿蘇山は、 現在も活動を続けている活火山で、 火口間近まで観光設備が整っているものの、その活動状況によって、 時折、エリアによっては立ち入り禁止の規制が設けられます。 阿蘇山エリアへの主なアプローチとしては、熊本市街地方面からのほか、 くじゅう連山方面、大分県竹田市方面、宮崎県の高千穂方面、宮崎県の椎葉村方面にも、 国道が繋がっています。
熊本市街地方面からカルデラ内に上がり、さらに中央の阿蘇五山方面に上がっていくと、 #0204でもご紹介した草千里ヶ浜周辺に辿り着きます。 標高としては1200m前後ですが、車を停めて西の方角を振り返ると、 手前のカルデラから、遠方の雲仙岳などまで、広大な風景が広がりました。 しかし、何よりも印象的だったのは、まさに「秋爛漫」とも思える、雄大な青空。 どこまでも高い透き通った青空に、そのまま、歩いて登っていってしまえるような。 伸びやかな秋風を愉しみながら、ふと、そんなことを考えました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。