少しだけ桃色が濃い、さくら色。心のキャンバスに甦る想い出は…。 今回は、桃の花のクローズアップ写真を選び、クリップしてみました。
この写真は、山梨県甲州市の塩山桃源郷の一角で、道路の近くまで張り出していた桃の花を、 やや望遠気味で撮影したものです。 #252と同じ時に撮影した、別カットになります。
風景写真のタイトルとして「恋」という言葉は、普通浮かんでこないのですが、 桜の花とよく似た花弁でありながら、桜よりもちょっとだけ濃いピンク色の花々が、 何とも可愛らしく、また愛おしく思えて、場違いな単語を使ってみました。 訪れたこの日は、風もあまりない、春らしい陽差しが眩しい、穏やかな一日。 トップライトに近い昼光に映える桃の花は、背景に広がるタンポポとともに、 春爛漫の季節を彩っていました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。