桃の花が仄かに香る、春絢爛。 今回は、まさに春満開の風景を選び、クリップしてみました。
この写真は、山梨県甲州市、 「塩山桃源郷」の一角から、桃の花が広がる春風景を撮影したものです。 山梨県の果物というと、まず思い浮かぶのが秋口の葡萄ですが、 勝沼などの葡萄エリアに近い笛吹市や塩山では桃の栽培もされていて、 春には、桃の花が咲き乱れ、「桃源郷」として観光スポットとなっています。 このうち塩山桃源郷は、中央本線・塩山駅を起点として、 少し頑張れば歩いてハイキングすることも可能で、 春爛漫の光景を楽しむことができます。 ただし、傾斜があり、距離もそこそこあるので、 お目当ての場所が決まっているのなら、 タクシーなどを利用した方が、便利には違いありません。
さて、これまで、あまり桃の花を間近で観察する機会はなかったのですが、 一帯を歩いていると、桃の花は桜(ソメイヨシノ)に形がよく似ていることや、 白緑から桃色、深紅まで、いろいろな色があることに驚きました。 種類ごとに、きっと桃の味も違うのでしょう。
訪れたこの日は、4月のある休日。 素敵な観光地ですが、エリアが広いからか、 思ったほど人口密度は高くありませんでした。 春霞のため、遠くの山並みは見通せませんでしたが、 穏やかな陽差しの下、のんびりと、春の風情を味わうことができました。
この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。
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