今日という日も、あっという間に夕暮れ時。 桜の枝に、薄紅色の花が咲きそろう頃、自分はもう、この街には…。 今回は、お別れシーズンが近づいた夕暮れの公園から、ご案内いたします。
この写真は、千葉県千葉市中央区、青葉の森公園の一角から、頭上の枝ぶりをシルエットに、沈みゆく夕日を撮影したものです。 青葉の森公園は、千葉市の都市部にある比較的大きな公園で、園内には、 陸上競技場や野球場のほか、中央博物館や芸術文化ホールがあり、運動から文化まで、色々な魅力が詰まっていそうです。 さらに、桜や梅園、青葉ヶ池なども整備されており、のんびりと散策すれば、 景色としても、季節の表情が楽しめそうです。 公園の最寄り駅は、京成千原線に乗り、京成千葉駅から2駅目の千葉寺駅。 駅から、街道沿いに900mほど歩くと、公園の一角に辿り着くことができます。
訪れたこの日は、園内の梅が徐々に咲き進んでいた、3月上旬のある日。 住宅街の中にある公園らしく、おそらくは地元の皆さんと思われる方々がランニングなどを楽しむ、 何気ない日常が続いていました。 そんな早春の太陽が傾いて、今日という日も黄昏刻。 あと数週間もすれば、桜は満開になって、木々には緑が溢れ、また1年、新しい生活が始まる。 避けられない別れを思うと、暮れなずむ空を見上げながら、どうしても溜息が漏れてしまいます。
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