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今月の壁紙

#0415 「冬夜に溶ける」

港公園からの工場夜景&星景(茨城県神栖市)
Nikon D800E + AF-S NIKKOR 18-35mm F3.5-4.5G ED


旅手帖

星座たちが見守る、冷たくも力強い、眩い冬の工場群。 今回は、メタルな質感に囲まれた工業港の一角から、ご案内いたします。

この写真は、茨城県神栖市、鹿島港の中心部にある港公園から、冬夜のコンビナート群を、超広角で撮影したものです。 鹿島港は、茨城県南部、鹿島灘に面する海岸に作られた掘込式の港で、 港の両岸には、石油科学系や金属系といった大規模工場が立地し、 一大工業地域である「鹿島臨海工業地帯」を形成しています。 港湾は、海岸を下側に見立てると、大きな「Y」字の形をしていますが、 今回ご案内する「港公園」は、そのちょうど要の位置にあり、 湾の左右に続く工場風景を、海側まで見通すことができます。

その港公園ですが、最寄りの鉄道駅は、地図上で見ると、 JR鹿島線の鹿島神宮駅あたりになりそうです。 しかし、鹿島線は本数があまり多くない上、駅から公園までは直線距離でも7~8km程度あり、 「電車+徒歩」での訪問は、おそらく厳しいものがあります。 乗用車なら、海岸線に平行して走る国道124号線から海側に入り、 看板に従って広大な平坦地を進むと、辿り着くことができます。

頃日、日没を経て、工場地帯に夜の帳が下りてきました。 一大工業地帯ではあるものの、東京湾沿岸のように、 工場周辺に大都市が広がっているわけではないからか、 予想以上に、冬の星たちが綺麗に、そして輝いて見えています。 訪れたこの日は、よく晴れた微風と、撮影には絶好のコンディション。 ゆるゆると流れる煙と、次第に、空高く昇っていくオリオンを仰ぎながら、 静かに、目の前の景色と、向き合い続けました。

デスクトップ壁紙

この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。



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