年の瀬が迫っても、いつもの日常が、今日も回る。 今回は、都会の一角、工業・港湾地帯に架かる吊り橋のたもとから、ご案内いたします。
この写真は、福岡県北九州市若松区、若戸大橋のたもとで、 若松区側からの風景を撮影したものです。 政令指定都市である北九州市の、小倉駅前(小倉北区)から若松区にかけての臨海側には、 大きな工業地帯が広がっています。 戸畑区と若松区の境には、洞海湾が陸地深くまで伸びていて、 その両側には、製鉄所等の大規模な工場が建ち並んでおり、 洞海湾には、大型の船舶が頻繁に通行しています。
さて、戸畑区の臨海部から若松区の臨海部に行くためには、その洞海湾を大きく迂回しなければいけませんが、 湾の中程にあって両岸をまたぎ、直接の行き来を可能にしているのが、若戸大橋です。 この橋の直下付近には渡船乗り場があり、定期的に、両岸を船が行き来する光景が見られます。
若戸大橋の若松区側には、洞海湾沿いが少し公園化されている部分があって、 ウッドデッキやベンチなどが設置されていました。 訪れたこの日は、年末も近くなった休日。 他の人影はほとんどありませんでしたが、煙突からの煙は絶えることなく、 普段と何も変わらない日常が、過ぎてゆくようでした。
この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。
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