穏やかな海面の傍らに、独り佇む。 今回は、夕暮れ刻を迎えた海辺から、ご案内いたします。
この写真は、神奈川県横須賀市、観音崎公園の一角で、東京湾の内陸方面を撮影したものです。 観音崎公園は、三浦半島の東側、浦賀水道に面して突き出た観音崎の周辺に整備された公園で、 標準的なアプローチの1つは、京浜急行線本線終点の浦賀駅から、バスを利用するコース。 公園やその付近には、観音埼灯台のほか、観音崎自然博物館や横須賀美術館が整備されています。
京急線も、金沢八景駅あたりを過ぎると、徐々に大都会の雰囲気が薄れていき、 海沿いの街特有の風情が漂ってまいります。 堀之内駅で、久里浜方面へ向かう久里浜線と別れると、3駅で、終点、浦賀駅に到着します。 浦賀と言えば、あのペリーの黒船が来港した港。 そんな歴史に思いをはせつつバスに揺られると、 地図上の直線距離で2kmほどで、公園の入り口に着きます。 公園へのアプローチは、観音崎バス停や観音崎自然博物館バス停が便利ですが、 敢えて手前のバス停で降車し、のんびりと海岸線等を歩くのも、悪くない選択肢かもしれません。 浦賀水道を挟んで向かい側には、房総半島がすぐ近くに見え、 海の水が、思っていたよりも随分綺麗だったのが印象的でした。
訪れたこの日、公園に到着した時間帯が少し遅めだったこともあり、 園内の遊歩道などは、どちらかと言えば空き始める時間帯。 東京湾方面を眺めると、遠く横浜のベイブリッジや、みなとみらい地区などを望むことができました。
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