春も深まった、夕暮れ間近。 今回は、5月イメージの花、ツツジ咲く小径から、ご案内いたします。
この写真は、千葉県野田市、清水公園にあるツツジ畑の一角で、午後の光とともに撮影したものです。 東武スカイツリーライン(伊勢崎線)春日部駅から、東武アーバンパークライン(野田線)に乗り換えて5駅。 ちょっとした緑を眺め、小川を渡り。のんびりとした車窓に心躍らせながら、トコトコと進むと、 清水公園駅に着きます。 公園までは、直線距離で600mほど。 バスもありますが、時間に縛られてしまうので、のんびり歩くのも、悪くない距離のように思われました。
清水公園は、桜などでも有名のようですが、ツツジも有名ということで、その時期を目指し、出かけました。 ツツジというと、なんとなく、道端や庭園などで、 木の形をきれいに整えた生け垣に紫やピンクの花が咲きそろうイメージで、 そのような風景に出会うことを想像していましたが、こちらは、良い方に裏切られました。 清水公園のツツジ畑は、その規模の大きさもさることながら、木が自然体で、 野趣味あふれる伸びやかな花木が、背丈よりも上まで元気に育っており、 どこかの里山にワープしたような、そんな気にさせられる、思った以上に素晴らしいスポットでした。 花も、よく見かける街路樹タイプだけではなく、写真のような紅が濃い種類もあり、 花のことだけでも、いろいろと新たな発見ができたように感じました。
訪れたこの日は、ツツジがほぼ満開に近いということで、たくさんの方が訪れていらっしゃいました。 展望台も、かなりの方で賑わっていましたが、混雑で息苦しいほどではなく、 ツツジ迷路の緑香に包まれながら、自分の時間を愉しむことができました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。