一面に広がる、癒しの香り。 今回は、初夏の紫、ラベンダーの花写真を選び、クリップしてみました。
この写真は、埼玉県久喜市、菖蒲町ラベンダー堤の一角を切り取り、撮影したものです。 東北本線・東武伊勢崎線の久喜駅から、バスに揺られること数十分。 旧菖蒲町役場(現在は久喜市の支庁舎)近くのバス停で降り、しばらく歩くと、 ラベンダー堤の一角に辿り着くことができます。 菖蒲町には、ラベンダーのスポットがいくつかあるようですが、 このラベンダー堤は、ラベンダーが植えられた盛り土(堤)がL字型に続く、一大スポット。 この写真だけではあまりスケールが分かりませんが、見る角度によっては結構壮観で、 数えきれないほどのラベンダーが、遙か遠くまで連なっていく光景を楽しむことができます。
訪れたこの日は、炎天下と夕立雲が交錯した、ある7月の一日。 近くで見ると、ラベンダーはやや終わりかけでしたが、 一面に漂う天然ラベンダーの香りはまだまだ健在で、 イベントも開催される中、たくさんの人で賑わっていました。 しかし、日中、35℃近い最高気温の中ではあまり身動きも取れず、 ようやく身体が動くようになったのは、夕方、日が傾き初めてから。 夕暮れになると人影も減り、ラベンダーの癒し効果を、 贅沢に独り占めできたような気分になりました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。