微風渡る海辺の空に、一番星が瞬いた。 今回は、夏の残照風景を選び、クリップしてみました。
この写真は、福岡県福岡市西区、小戸公園の一角から、 今津湾とその先、糸島半島方面を撮影したものです。 この写真だけ見ると、かなりの郊外であるようにも見えますが、 小戸公園は、地下鉄空港線の終点、姪浜駅から、直線距離で1km強。 地下鉄とバスを利用すれば、福岡市中心部からでも、 それほど難儀することなくアクセスすることができます。 公園には、福岡市立ヨットハーバーが隣接しており、 停泊するヨットを横目に、夏に似合いそうな風景が展開していました。
訪れたこの日は、7月もだいぶ深まった、ある休日の夕闇。 ダイナミックな夕暮れが、首都圏などではなかなか味わえない、広く澄んだ空に展開していきます。 心地よい涼風に、いつまでも揺られていたい。 ひとつふたつ、増えていく星の輝きを眺めながら、ぼんやりと、そんなことを考えました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。