流れゆく雲に、梅雨入りの香が聞こえる…。 今回は、梅雨入りシーズンの風景を選び、クリップしてみました。
この写真は、東京都の一角、東京港の新しい玄関口として誕生した 東京ゲートブリッジの上から、都心方向を撮影したものです。 地図を調べて意外だったのが、この場所が、「区の所属未定」となっていたこと。 東京ゲートブリッジは、江東区若洲地区と、中央防波堤外側埋め立て地を結ぶ橋ですが、 どうも、中央防波堤側の所属が未定となっているようです(今回調査時)。 東京にも、まだそういう場所もあるのかと、少し勉強になりました。
さて、東京ゲートブリッジへのアプローチは、公共交通機関を使う場合、 JR京葉線/東京メトロ有楽町線/りんかい線の新木場駅から、橋の袂にある若洲公園まで、 バスかタクシーを利用するのが便利です。 歩くことも可能だと思いますが、かなり距離が長い上、 一般に港湾地区は人口密度が極端に低く、例えば夏の炎天下や、真冬の寒風の中、 とぼとぼと歩いていると心細くなってくるため、あまりお勧めできません。 東京ゲートブリッジへの遊歩道の入り口は、若洲公園内の一角にあります。
遊歩道からの見晴らしは、予想通り、なかなかのものでした。 羽田空港に降下する航空機を間近に見上げながら、 レインボーブリッジ、六本木ヒルズ、都庁ビル、 東京タワー、東京ビッグサイト、そして画面から外れて更に右側には東京スカイツリーと、 東京の名所の数々を、眼下に一望。今回は初夏の風景ですが、空気が澄む冬に訪れれば、 もっといろいろ、眺めることができそうです。 訪れたこの日は、梅雨入りするかしないかの、初夏の休日。 橋の上にはたくさんの観光客の方がいらっしゃいましたが、 遊歩道は比較的広めに作られており、特に窮屈な感じもなく、 ゆっくりと、景色を楽しむことができました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。