春の午後。長閑な陽差しに、揺れるさくらんぼ。 今回は、5月のちょっとした情景を選び、クリップしてみました。
この写真は、東京都新宿区と渋谷区の区界にある新宿御苑で見つけた、 さくらんぼの木を撮影したものです。 新宿御苑は、東京の都心にありながらも、スケールの大きな有料公園。 新宿駅、代々木駅、千駄ヶ谷駅、新宿御苑前駅と、地図を見るだけでも、 近くにいろいろな路線の駅があって、アクセスも容易です。 もっとも私の場合、入り口がよくわからなくて、 辿り着くまでに、ものすごく大回りしてしまいましたが…。
有料公園といっても、それほど高額なわけではなく、訪れたこの日、 園内は、家族連れなどで大変賑わっていました。 園内からは新宿副都心のビル群も望め、高層ビルと緑という、 都心の公園ならではの風景が広がります。 そんな園内の一角にあった、さくらんぼの木。 鈴なりに実ったさくらんぼを見たのは、実はこのときが初めてでしたが、 同じ木からぶら下がっているのに、実によって色が違うのも、少し意外な感じがしました。 お店に並ぶさくらんぼは、種類によって色は違うものの、 同じ種類のものは皆同じ色をしていますので…。
午後の光の中で、朱色に染まるさくらんぼ。優しい春の、贈り物です。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。