透き通った、海の碧。打ち寄せる波音が、潮風とともに心地いい。 今回は、夏緑が映える8月の海風景を選び、クリップしてみました。
この写真は、静岡県伊東市、城ヶ崎海岸沿いに設けられた遊歩道の一角、 「橋立吊り橋」からの風景を撮影したものです。
伊豆半島の東側は、首都圏から近く、JR伊東線や伊豆急行線が通っていて交通の便もよいため、 東京方面からの観光客の姿も多く、また美術館等の観光スポットも多数整備され、 お洒落なイメージがあります。 城ヶ崎海岸も、そんな人気スポットの一つで、 門脇灯台と、その近くにある海の吊り橋が、特に人気があると聞きました。 しかし、城ヶ崎海岸エリアは結構南北に長く広がっていて、「伊豆海洋公園」から南側には、 海岸沿いに「城ヶ崎自然研究路」が整備されています。 南端は、伊豆急城ヶ崎海岸駅というより、むしろ伊豆高原駅からのアプローチが便利で、 対馬川沿いに小径を下れば、駅から20~30分ほどで、海岸に辿り着くことができます。
橋立吊り橋は、そんな「城ヶ崎自然研究路」の南端近くにある、もう一つの吊り橋。 碧く透き通った海波が、大なり小なり、時にはしぶきを上げて、眼下に打ち寄せてきます。 訪れたこの日は、ある8月の午後。 思ったほど人出は多くなく、橋の上は、1組が去ったら、また1組、という程度の混雑ぶり。 多くの方が、橋の真ん中で足を止め、ひとときの夏海風情を、楽しんでいらっしゃるようでした。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。