夏茜に染まる落日の空を、飛行機がゆく…。 今回は、初夏、海の夕景を選び、クリップしてみました。
この写真は、福岡県福岡市東区、玄界灘を望む海岸から、水平線に沈む夕陽を撮影したものです。 玄界灘に面した九州北部の海岸線は、西向きに開けたところが多く、 そのような場所では、海に沈む雄大な夕陽を、比較的気軽に拝むことができます。 めぼしいところに車を止め、防風林を抜けて海岸に出れば、そこはもう波打ち際。 大きな空を見上げてみると、福岡空港への離発着空路が近かったようで、 同じ場所を定期的に、大小の飛行機が横切っていました。
訪れたこの日は、ある6月の休日。 長く続く海岸には、他にカップルの姿が1組ほどあった程度で、 美しい夕暮れは、ほとんど独り占めといった状態。 暦は、夏。 心地よい風と、果てしない波音のリフレイン。 心を、ゆったり、委ねたくなりました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。