春の休日が、今日ものんびり、暮れていく…。 今回は、都会の街角風景を選び、クリップしてみました。
この写真は、東京都墨田区、 隅田川沿いの遊歩道から、上流方向を撮影したものです。 一口に「東京」といっても、東は江戸川区から西は奥多摩町まで、さらに島嶼部と、 その表情は千差万別。23区に限っても、閑静な住宅街、大団地群、超高層ビル群、 雑居ビル系のオフィス街、港湾部…と、とても一言では言い表せないほどです。 このうち、山手線の少し東側を流れ下る、隅田川の中~下流域は、 特徴的な形の橋がいくつも架かり、都会らしい表情を見せてくれます。
さて、緑が少なく、季節ごとの表情がほとんど変わらないようにも思える大都会ですが、
空の色や、陽差しの加減が、季節の移ろいを感じさせてくれるものです。
訪れたこの日は、ある4月の午後。
遊歩道には、家族連れやカップル、独りでお散歩など、様々な方々が、
それぞれの時間を過ごされていました。
柔らかい、春の空。のんびりと過ごすうち、今日も太陽が傾きはじめ、
ビルの陰影が目立ってきます。
ごとごとと音を立てながら、電車がまた一本、鉄橋を抜けていきました。
頭上を走る高速道路からも、自動車の音が絶え間なく聞こえてきます。
川面を行き交う水上バスには、たくさんのお客さんが乗っていました。
その時とともに、東京は今も、歩み続けています。
この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。