心穏やかな、7月の緑色。 今回は、季節ごとに表情を変える、水田の一部をクローズアップし、クリップしてみました。
この写真は、埼玉県行田市の道端で、広がる水田の一角を撮影したものです。 埼玉県というと、首都圏の一部で、 東京の延長でビルや街が広がっているというイメージもあるかもしれませんが、 必ずしも、そんな風景ばかりではありません。 むしろ東京都にも、伊豆諸島は別としても、奥多摩などの山岳地帯がありますし、 もちろん埼玉県にも、雲取山や甲武信ヶ岳、両神山といった百名山が、堂々と鎮座しています。 そこまで行かなくても、東京方面から見れば大宮を過ぎたあたりから、 車窓には緑が目立つようになり、愉しませてくれます。
訪れたこの日は、とかく、猛暑が身体に堪える日。 観光地や街道から外れた、田んぼの中の一本道は、 時折、気まぐれに車が通る程度で、 間近な田んぼから匂い立つ緑には、 爽やかな夏が存分に詰まっているようでした。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。