春を先取り、梅の花。嬉しいけれど、冬が終わってしまうと思うと、少し淋しい…。 今回は、撮影月に忠実に、2月の梅の花をクリップしてみました。
この写真は、東京都世田谷区、羽根木公園の一角で、 咲き始めた梅の枝を撮影したものです。 羽根木公園は、特に面積が大きいというわけではありませんが、 もともと梅が美しいことで知られている、有名な公園。 最寄り駅も、小田急小田原線の「梅ヶ丘駅」ということで、 梅が咲くシーズンには、駅のホームに降りた時から、 気持ちが高ぶってきそうな名前です。 もっとも、地図を見る限り、駅名は単に、 「梅丘」という地名由来なのかもしれませんが。
その梅ヶ丘駅を降り、200mほども歩けば、羽根木公園の入り口に着きます。 訪れたこの日は、あまり天気に恵まれない寒い日でしたが、 梅の開花に合わせてイベントが開催されており、 出店なども出て大変な賑わいでした。 23区内でアクセスがいいこともあってか、家族連れからご年配のグループまで たくさんの方々が、咲き始めた、あるいは少し咲きそろった梅の花の周りに集い、 思い思いに、早春の訪れを楽しんでいらっしゃいました。
少し起伏のある公園内の、混雑した梅の花ゾーンを抜けて歩いてゆくと、 遊具エリアやグラウンドエリアなど、いたって普通の公園の表情が、顔を出しました。 どこにでもありそうな、のどかな午後のひととき。 そんな光景の一角を間借りしている自分が、どこか場違いにも思えました。
この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。