風もない灼熱の下で、ささやかに咲く、小さな影。 今回は、7月の蓮の花をクリップしてみました。
この写真は、埼玉県行田市、古代蓮の里で、黄色い蓮の花を撮影したものです。 古代蓮の里は、最寄り駅である高崎線行田駅や吹上駅から、直線距離でおよそ4~5km。 バスや自家用車の利用が便利です。 古代蓮の里の近くには、埼玉県の名前の由来でもある 「さきたま古墳公園」があり、田園風景の中をのんびりと歩けば、 悠久の歴史に、想いを馳せることができるかもしれません。
さて、古代蓮の里は、蓮をテーマにした誰でも利用できる中規模の公園で、 目玉の行田蓮(古代蓮)の他、その他の種類の蓮も見られます。 また、展望タワーもあり、空気が澄んだ季節なら、遠くの山々まで見渡せるようです。 訪れたこの日は、7月も半ば過ぎということもあって、 古代蓮の花は8~9割方落ちてしまっており、写真向きとしてはちょっと残念な光景でしたが、 それでも灼熱の陽差しの中、たくさんの方が訪れ、 盛夏の一日を楽しんでいるように見えました。
それにしても、35℃クラスの熱波の中で、長時間活動するのは危険です。 行田市は、全国的に暑さで名高い熊谷市の隣に位置しており、訪れたこの日も、 その暑さは半端ではありませんでした。 少しだけエアコンの効いた売店が、天国のように思えました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。