気持ちよさそうな小川のせせらぎ、草いきれ。 暑いのなんて忘れて、ひたすら楽しいことを追いかけた、あの夏。 今回は、蝉の声が聞こえてきそうな真夏の風景を選び、クリップしてみました。
この写真は、東京都三鷹市と調布市、さらに小金井市にまたがって整備されている 都立野川公園の一角で、公園の象徴である野川周辺を撮影したものです。 都立野川公園は、西武多摩川線多磨駅からのアクセスで考えますと、 調布飛行場の隣にある武蔵野の森公園から、さらにもう一段、奥にある公園。 住宅街の傍にありながら、少し公園の奥に分け入れば、 都会近郊にいることを一瞬忘れさせてくれるような、 緑に囲まれた空間が広がっています。 公園は、その名前のとおり、野川という川に沿って整備されていますが、 よくある都会の川のように、コンクリートの護岸が目立つ景色ではなく、 おそらく敢えて設計されているのでしょう、 昔ながらの自然風な土手の下を、水が流れていきます。 川の本流から少し入ったところには、「野川公園湧水」が湧き出ていて、 在りし日の武蔵野を想像させてくれます。
訪れたこの日は、むせ返るような真夏の陽差しが痛い、7月の休日。 野川の流れは、魚取りかザリガニ取りか、網を持った子供たちで大賑わい。 深緑、そして蝉声が響く中、 そんな子どもたちの楽しそうな声が、こだましていました。
この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。
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