春以上夏未満。陽光踊る海面(うみも)からは、夏の香りがするような気がしました。 今回は、晩春/初夏の絵はがきチックな風景を、クリップして選んでみました。
この写真は、兵庫県神戸市垂水区から、初夏の明石海峡大橋(別名:パールブリッジ)を、 やや望遠で撮影したものです。 明石海峡大橋、というので、兵庫県明石市に橋があるものとばかり思っていましたが、 地図上は神戸市の端にあり、同じ兵庫県の淡路島とを結んでいます。 一度は訪れてみたいと思っていた、このパールブリッジ。 一見、あまりそのスケール感が分かりませんが、 東京のレインボーブリッジなどと比べても、圧倒的に大きく感じられました。
橋のたもとに整備された舞子公園は、写真の芝生広場をはじめ、全体的に広々としていて、 季節が良ければ、橋と明石海峡をのんびり眺めながらお弁当、 というのも気持ちが良さそうな公園でした。 また、明石海峡大橋には、橋の内部に観光用の見学コースがあり、 橋の大きさを更に間近に感じることができます。
明石海峡は、瀬戸内海の中でも、大都市大阪に通じる海の要衝であり、 船の往来が激しいところ。しばしぼんやりしている間にも、 たくさんの船が、橋の下を通っていきます。 しばらくすると、1隻の帆船が、ゆっくりとしたスピードで近づいて来ました。 のんびりとした、初夏の一日。 久しぶりの暑さが、懐かしく感じられました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。