沈みゆく、夕陽。その光一つとっても、春が近いことを教えてくれます。 今回は、2月の海風景の一端を、クリップしてみました。
この写真は、福岡県福岡市東区、志賀島の勝馬海岸から、 まさに沈もうとする夕日を撮影したものです。 時間帯は違いますが、 #0192を撮影した場所とほぼ同じ場所で撮影したものです。 玄界灘に面したこの下馬ヶ浜は、博多湾の中と違って波もそれなりに荒く、 砂浜に打ち寄せる波のリズムも、海らしさを感じさせてくれます。 大きく見える玄界島、水平線に浮かぶ大机島と小机島。 そして、糸島半島に沈む夕陽。 やはり、大都市近郊とは思えない景色です。
日本海側の気候に属する福岡県の海岸線は、冬型の気圧配置となった場合、 曇りや雪、雨の天気が多いのですが、 訪れたこの日は、冬型ではなかったのか、雲もほとんどない天気。 しかしそれでも、2月の海岸は寒いもの。 冷たさを誘う波音に一抹の淋しさを感じながら、 マフラーをきつく、巻き直しました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。