早春の代表、菜の花の黄。寒さも随分と緩んで、思い切り伸びをしてみたくなるような…。 今回は、そんな3月のひとこまをクリップしてみました。
この写真は、福岡県朝倉市、菜の花で埋まる佐田川の土手を撮影したものです。 九州を代表する河川の1つである筑後川。佐田川はその支流の1つで、 朝倉市内の低山地帯から大刀洗町に掛けて流れていきます。 遠く河口のある柳川市や佐賀県川副町から、悠然と広がる筑後平野。 都市域である久留米市街地を過ぎ、さらに遡っていくと、 ほどよく山肌が迫る中流域の風景が広がります。
訪れたこの日は、ひなひなと、温かい陽差しが降り注ぐ一日。 無数の菜の花にはミツバチが群がり、今年も、春が動き出していることを感じます。 清く流れる小川の、土手いっぱいに咲く菜の花たち。 日本全国、いろいろな場所で見られる、 あるいはかつては見られたであろうその光景は、 古里の情景として、心のどこかに刻み込まれているような気がしました。
この写真については、デスクトップ壁紙画像の提供は現時点でございません。
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