黒潮が打ち寄せる、太平洋の断崖。 渡る潮風に目を細め、波のさざめきに耳を寄せて、今年も来てくれた夏に、乾杯。 今回は、太平洋側の夏海のひとこまを、クリップしてみました。
この写真は、神奈川県三浦市、城ヶ島の遊歩道から、 オレンジ色の花咲く断崖と、打ち寄せる荒波を撮影したものです。 京急久里浜線の終点、三崎口駅から、バスでしばらく揺られると、 三浦半島の先端から橋でつながれた、城ヶ島に到着します。 大都市圏である横浜の中心部から見ても、 それほど距離的に離れている訳ではないのですが、 城ヶ島の、特に外海に面した海岸線沿いは岩の磯や断崖などの自然風景が続き、 とても遠くに旅行に来たように感じられました。
さて、城ヶ島に渡る橋の手前、三浦半島の先端には、三崎漁港があります。 この三崎漁港は、全国的に有名な遠洋漁業基地の一つ。 城ヶ島の中の食事処では、大変新鮮な魚介類をいただくことができました。
訪れたこの日は、薄雲が広がる、ある真夏の一日。 海岸線には幾張りかのテントが張られ、家族連れやカップルなどが、 磯遊びを楽しんでいました。 人口密度もそれほど高いわけではなく、 のんびりとした時間を過ごすことができました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。