少しずつ、蒸し暑さが増して、小動物たちも動き出します。 本サイトでは、(撮影が難しいので)あまり動物写真を取り上げていませんので、 並びとしては少し異色ですが、6月らしい情景として選び、クリップしてみました。
この写真は、大分県中津市、本耶馬渓の一角で見つけた、 色鮮やかなトカゲを撮影したものです。 子供の頃からを含め、道ばたや側溝などでトカゲやカナヘビはよく目にしましたが、 いずれも目立たない茶褐色で、このような青い尾を持つ鮮やかなトカゲを、 動物園など以外で見たのは初めてでした。 九州だからかな?と、独りで納得した気になっていましたが、 後で調べてみると、どうやらあの茶褐色の、見慣れたニホントカゲの幼体であるらしい ということが分かりました。 外敵に襲われないよう、毒々しい色合いをしているのでしょうか。
身近なものでも、まだまだ知らないことはたくさんあるものです。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。