二人で歩く海岸に、打ち寄せる波のBGM。 春色の海と春色の空からは、なぜかロマンチックな連想が浮かびました。 …ということで、今回は、春の海岸風景をクリップしてみました。
この写真は、福岡県福岡市東区、志賀島の勝馬海岸から、 玄界島方向を撮影したものです。 砂浜のある海岸というと、夏のイメージが強いのですが、 柔らかい春の光や空に映える海もなかなかのものです。 この写真を撮影した勝馬海岸は、 博多湾の北に延びている砂嘴上を西へ進み、 橋で繋がっている志賀島の、さらにその橋からみてちょうど正反対の場所にあります。 場所としては、ちょっと寄り道で、という感覚ではなく、 「ここへ行こう」と決めなければ訪問できない場所ではありますが、 打ち寄せる波や砂浜が美しいこの海岸線が、 政令指定都市である福岡市の一部であるというのが衝撃的でした。 福岡都心部からでも、道路状況にもよりますが、 一般道で1時間弱くらいで到着できるほどで、それほど遠いわけではありません。 海水も澄んでいて美しく、大都市の近くにいるとは、とても思えませんでした。
訪れたこの日は、風もずいぶんと緩んできたある春の一日。 人出は、「多い」と感じるほどではなく、 ほどよく霞んだ春の海風を、 それぞれが目一杯、楽しんでいるように思えました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。