輝く光。伸びやかな青空。紛れもない春が、そこにある…。 今回は、光にあふれた、 けれども木々が芽吹く直前の3月らしい景色を選び、クリップしてみました。
この写真は、大阪府東大阪市、信貴生駒スカイラインの途中にある 「夕日駐車場」から、大阪市街地方面を撮影したものです。 大阪市街地から、門真市や大東市を経てヘアピンカーブが続く阪奈道路を登っていくと、 信貴生駒スカイラインの入口に辿り着きます。 この有料道路は、大阪府と奈良県の県境に縦に連なる生駒山地の尾根筋に付けられており、 特に大阪府側の景色が素晴らしい展望台が、途中いくつか設置されています。 この写真を撮影した「夕日駐車場」は、 北側から南下していくとほぼ最初に現れる眺望ポイント。 東京と比べ、山が都心部からまだ近い大阪平野では、 タワーなどの人工塔でない天然の山上から、梅田などの都心部が、 春霞で見えにくいながらも、よく眺められました。
この展望台は西の方角を向いており、「夕日駐車場」という名前の通り、 真赤な夕陽が沈むさまは、きっと素晴らしく美しいのではないでしょうか。 また、この距離感の中で浮かび上がる大都市の夜景も、大変美しいことでしょう。 いろいろな想像が膨らみます。
訪れたこの日は、穏やかな陽気が眩しい、3月のある日。 まだ桜の季節には少し早かったですが、 大都市近郊、かつ気持ちのいい景色の割には人影は少なく、 快適に眺めを堪能することができました。
頂いたご感想などにつきまして、個別のフィードバックは基本的に行いませんが、 今後の製作の糧に、また今後の写真選択の参考にさせていただきたいと思います。