大口径Ｆ２の、マニュアル広角単焦点レンズです。 前の愛機、D200においては、 その焦点距離52.5mm相当であったが故に持ち出す機会は少なかったのですが、 元々、いつかフルサイズに移行した時のためにと事前投資したレンズでもあったので、 D700入手後、どんな絵が撮れるのかを密かに楽しみにしていました。

私の場合、街の風景撮影において特に違和感のない写真となることもあり、 35mm前後というのは好みの焦点距離。 最新ズームレンズAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDがカバーできる焦点距離に完全に含まれていますが、 単焦点ならではの気軽さと、F2及び物理的な軽さによる夜景撮影での重宝さ、 それに、色乗りが不自然に強くないことで、逆にそこはかとなく自然な透明感が得られることなど、 このレンズならではの楽しさも、きっとどこかにあるような気がしています。

下の写真では、リサイズとロゴ入れ以外、ソフト上での修正は行っていません。 D700では、色収差の補正をカメラが自動的にやってくれるということで、 D200では時々あったエッジの色にじみも、D200よりは目立たなくなっているような気がしています。

↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸：800×532ピクセル)

▲ 35mm, 1/320sec, f/11.0, WB：カスタマイズ, ISO_200

◆ この組み合わせで撮影したその他の写真（風景Clipへのリンク）

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