Ｆ４の、オートフォーカス望遠単焦点レンズです。 前の愛機、D200においては、 その焦点距離は450mm相当とまさに超望遠で、 ファインダーに写る画像にさえ感動を覚えたほどでしたが、 フルサイズ環境では、以前ならAF-S DX VR Zoom Nikkor ED 18-200mm F3.5-5.6G(IF) でカバーされていた300mm相当で、さすがに以前ほどの衝撃はありません。

このレンズは、300mmF2.8などに比べればもちろん軽く小さいですが、 それでも私にとってはかなり大きく重く感じるため、 よほど望遠系の絵を狙いに気合いを入れた時しか持ち出さない、倉庫の主となってしまっていますが、 例えばAi AF Zoom Nikkor ED 70-300mm F4-5.6Dが写しだして くれる絵と比べると、流石に画質がクリアで瑞々しいように思えます。

下の写真では、リサイズとロゴ入れの他、現像の際、若干コントラストを弱めています。 この日は遠方が霞みがちな天気でしたが、 雪雲が掛かる山並みの表情を引き寄せることができました。

↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸：800×532ピクセル)

▲ 300mm, 1/800sec, f/8.0, WB：カスタマイズ, ISO_400