:   




機材ご紹介

with Nikon D700

Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S

F2.8の、中望遠マニュアル単焦点マクロレンズです。 180mmだと少し望遠すぎ、45mmだと遠すぎる…。 そんな単焦点ラインナップの穴を埋めるべく、 数あるレンズの中から悩んで購入したのが、このレンズでした。 私はマクロ撮影をほとんどしないため、 せっかくの本格的マクロレンズも宝の持ち腐れ…という話はありますが、 ズームレンズの簡易マクロではない本格的なマクロレンズを1本くらい… と、少し欲が出てしまったところです(苦笑)。 なので、ここでは、マクロレンズとしての風合いというより、 通常の中望遠レンズとしての感覚を、少し記してみたいと思います。

このレンズの特徴として、F2.8~F4あたり、特に開放のF2.8では、 ソフトフォーカスとまではいかなくてもピントがビシッと決まらず、 ふんわりした(昔風の?)印象の写真になることがあります。 もっと絞れば、そのような心配はなくなりますが、 例えば引き締まった夜景写真を撮影したい場合、 開放絞りは使えずに絞り込むため、三脚などの道具が必須になります。 逆に、このふんわりした独特の風合いは、 場面によっては、何らかの相乗効果を産み出してくれるかもしれません。

一方、絞り込んだ時に得られる透き通った画像からは 被写体の「瑞々しさ」が感じられ、 PCの大画面で見ると、触感や美味しさなど、 五感が刺激されるほどのリアルさが迫ってくるようです。

105mmのレンズには、最新のAFマクロレンズやDCレンズも販売されていて、 後ろ髪を引かれる思いもありましたが、 今では、このレンズを選択してよかったと思っています。

撮影サンプル

下の写真では、リサイズとロゴ入れ以外の修正はしていません。 びちゃびちゃと水が跳ねる小さな噴水でしたが、 感じたままの情景を、写し止めることができたように思えました。

↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:800×532ピクセル)

D700サンプル

▲ 105mm, 1/60sec, f/4.0, WB:カスタマイズ, ISO_200




◆ この組み合わせで撮影したその他の写真(風景Clipへのリンク)

#0294, #0289, #0288, #0259, #0243






サイドメニュー 写真・壁紙 機材紹介