:   




機材ご紹介

with Nikon D800E

Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)

フルサイズ対応の、広角側F2.8対応の標準ズームレンズ、Ai AF Zoom Nikkor 24-85mm F2.8-4D(IF)。 手持ちのレンズの中では、だいぶ古株な部類に入ってきたこのレンズですが、 最近になって、改めてこのレンズの良さに惹かれはじめ、特に、山方面のフィールドでは、 持出す頻度が増えてきました。 D800Eとの組み合わせでは、以前思ったほどの違和感を感じませんし、 D700で撮影したものも含め、現像処理に気合いを入れたところ、 想像以上に自然な臨場感が浮かび上がって、とても驚きました。 新レンズが目白押しな中、(執筆時点で)未だに新品でも販売され続けるだけのことはある、 ということなのかもしれません。

実際にはF8やF11で撮影することが多くても、F2.8始まりと開放値が明るいレンズは、 1段暗いレンズと比べて、臨場感に力がある気がします。 AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G EDなどと比べれば、コンパクトで小さいこのレンズ。 やはり、まだ、手放すには惜しいレンズとして、これからも、いろいろな場面で重宝しそうです。

撮影サンプル

◆ 広角端(24mm)

遙か頭上、青空へ向かって、大きく枝振りを伸ばす銀杏を見上げ、撮影したものです。 特に説明することもないような、公園にあった銀杏の木ですが、 初冬の青空、午後の陽光、紅(黄)葉シーズンも、もう最後…。 そんな季節感をはじめとした感激が、 ご覧頂いた方に伝わっていたら、それだけで、とても嬉しく思います。

今回の現像処理では、トーンカーブ調整と露光量補正を行っています。 秋が過ぎ、そして年末へ。 すっかり短くなった太陽に目を細めながら、感謝と、そして溜息と。 一年の締めくくりに向けて、今日の日も暮れていきます。

↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:1200×801ピクセル)

D800Eサンプル

▲ 24mm, 1/400sec, f/8.0, -0.33Ev, WB:晴天, ISO_400



◆ 望遠端(85mm)

原生林の一角、小規模な湖の、水鏡になった対岸を、やや望遠で撮影したものです。 手持ちで撮影していますが、焦っていたためか、等倍に拡大すると、 やや手ぶれしてしまっているような印象を受けました…。 午後が、徐々に深まってきた時間帯。 少し雲が出て日が陰り気味だったこともあって、 シャッタースピードがやや遅くなってしまったのが原因と思いますが、 本来は、臨機応変に、絞りを開けなければいけなかった…ということなのでしょう。 まだまだ、修行が足りません。

今回の現像処理では、トーンカーブ調整と、わずかに露光量補正を行っています。 初秋を迎え、木々の緑が秋色を帯びる頃。 大自然のリズムが、今年も、季節を刻んでいきます。

↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:1200×801ピクセル)

D800Eサンプル

▲ 85mm, 1/200sec, f/8.0, -0.3Ev, WB:晴天, ISO_400




◆ この組み合わせで撮影したその他の写真(風景Clipへのリンク)

#0429, #0387, #0378, #0325






サイドメニュー 写真・壁紙 機材紹介