with Nikon D700
F2.8の、オートフォーカス望遠単焦点レンズです。 今の主流である「D」タイプの1世代前のものですが、 そのおかげか中古でもそれほど超高額ではなく、 EDレンズも使用されているし大丈夫だろう、と購入を決めたものです。
私の場合、それまで望遠領域ではズームレンズを使うのが一般的で、 画角が決まってしまう単焦点レンズでは物足りないだろう、と勝手に思い込んでいました。 しかし、F2.8という明るさはやはり素晴らしく、 また、固定焦点でも様々な景色を切り取る楽しみを教えてもらい、 私の中での常識が変わりました。 望遠でF2.8ではありながら、その細長い形からか、私の場合はそれほど重いとは感じず、 残念ながら手ぶれ補正はないものの、明るい場面では特に不自由することはありません。 フードも組み込みで大変使いやすく、今では出動頻度も比較的多いレンズになっています。
下の写真では、現像時に明るさの調整を少しだけ行いました。 全体の色合いは、夕陽の雰囲気を出すためにもう少し工夫できそうですが、 サンプル写真のため、あえて彩度等の加工は控えました。
波の表情を活かすため、早めのシャッタースピードに挑戦しましたが、 海の波間も波しぶきも、その表情は多種多様。 粘っても粘っても、なかなか思い通りにはいかないものです。
↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:800×532ピクセル)
▲ 180mm, 1/800sec, f/7.1, +0.3Ev, WB:カスタマイズ, ISO_200
◆ この組み合わせで撮影したその他の写真(風景Clipへのリンク)