with Nikon D800E
標準の焦点距離と言われる50mmより少しだけ広角側に寄った、45mmF2.8の、いわゆる「パンケーキレンズ」。 とにかく軽いこのレンズは、「もう1本」として躊躇なく持ち出せるため、 実際に使うかどうかはともかく、稼働率としてはかなり高くなっています。 「45mm」という焦点距離も、個人的には、むしろ50mmよりも気持ちよく感じるほどで、 例えば、単焦点レンズのみを持ち出すラインナップの場合には、思い返せば、大抵いつも持ち出している気がします。
使用感や得られる画質に関しては、D800Eとの組み合わせでも、個人的には全く問題を感じることはなく、 ここぞという時には、安心して、レンズ交換を楽しんでいます。
晴れの日の山頂から、ほぼトップライトに近い状況で広がる景色を、 何も考えず、そのままストレートに撮影したものです。 勝手なイメージとして、このレンズで得意そうに見える近景~中景だけではなく、 無限遠の景色も、とても素直な感じで解像感もしっかりしており、 画質面では全く問題を感じません。
今回の現像処理は、ゴミ処理のほか、シャドウ・ハイライト、白レベル・黒レベル 及びトーンカーブの修正を行っています。 山頂から見下ろす、広大な景色。 じっと見つめていたら、向こうの山まで、空気の中を泳いでいけそうな気になってきました。
↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:1200×801ピクセル)
▲ 45mm, 1/1000sec, f/10, WB:晴天, ISO_400
◆ この組み合わせで撮影したその他の写真(風景Clipへのリンク)