with Nikon D700
いわゆる「パンケーキレンズ」と呼ばれている、F2.8のマニュアル単焦点レンズです。 前の愛機、D200においては、 その焦点距離67.5mm相当と中望遠で、私にとっては使いづらかったのですが、 独特のレンズの味があったため、時々持ち出していたものです。
フルサイズになり、「標準」と呼ばれる50mmよりも短い45mmとなり、 私にとっては圧倒的に使いやすくなりました。今まで以上に持ち出す機会が増えそうです。 別に専門家ではないので、科学的・光学的な解説などはよくわかりませんが、 いろんなレンズで撮ってみると、「レンズの味」というのは確かにあるんだろうな、 という気がしてくるものです。 色合いなのか、ぼけ具合なのか…情緒的な温かみを感じるような不思議な「味」を、 これからも大切にしていけたらと考えています。
下の写真では、ホワイトバランスの調整と、露出補正(-0.5Ev)をソフト上で行いました。 普段「RAW+JPEG-Fine-Sサイズ」で撮影していまして、 JPEG画像では露出等ちょうどよく見えたのですが、 RAWで開くと見え方が相当違っていたため、JPEGと同じくらいになるよう修正したものです。 後でホワイトバランスを調整できるのは、私にとって大切なRAW画像のメリットの一つ。 HDD容量は大変大きくなりますが、メリットの方が圧倒的に上回ります。
↓ サンプルはクリックで拡大します。(原寸:800×532ピクセル)
▲ 45mm, 1/320sec, f/5.0, WB:カスタマイズ, ISO_320
◆ この組み合わせで撮影したその他の写真(風景Clipへのリンク)